売り手市場はバブル期を超えた?就活での社員の意識や転職にも影響

世の無常

何やら今年は就職戦線、空前の売り手市場ってことで、あのバブル期を越える求人倍率とのこと。その分、社員というか受ける方の意識もかなり変わったみたい。当然転職する人も多くて、会社が社員にしがみつくとも言われています。バブル期のようにならないといいですけどね。

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売り手市場はバブル期を超えた?

NHKのクローズアップ現代でもやっていたけど、何やら今年は新卒の就職活動、超売り手市場らしいですね。

有効求人倍率が1.48倍ってことで、これはあのバブル期を超えたとのこと。それは大変ですよね。だって、バブル期はねえ。その後、バブル入社が会社を潰すって言われていますからね。

あの頃は、ホント狂ってましたよね。内定出すから車をプレゼントとか、当時コンピューター産業は伸び盛り、今のITの前身ですけど。

人手が足りないから、資料請求したら内定が出たとか。大手銀行とかは、早々に内定出して、他のところに取られたくないから、解禁日にはハワイとかに1週間研修旅行という名の旅行で缶詰。

とかやってるから、20年後こんな風になるですよね。バブル社員が会社を潰すっていわれますからね。はいはい、そのバブル社員っていうのが私です。

まあ、私の場合は、会社を潰す代わりに人生を潰してしまったってことですが、正規雇用時代は、ギャグみたいな毎日でしたからね。

ということで、今年就活する若者、求人倍率が上がったのは良かったと思うけど、20年後私の様にならないことを祈ります。

えっ?なる訳ない?それは失礼しました。確かにいくら求人倍率が上がったって言っても、今年の若者は、我々の頃とは意識が違うみたいですからね。

売り手市場の就活は?

というのも、我々の頃って、売り手市場ってこともあって、とにかく名が知れた大手とか、給料がいいとか、そういうのが志望動機っていう人が多かったですね。

ですが、今年の就活生は、とにかく残業がなくて休日が多いところっていうのが、決め手になるとか。

やりがいとか給料とかよりも、そっちを重要視するっていうだから、やっぱり時代は22世紀ってことでしょうね。

そういう意味では、私が2000年に入ってから言い続けている、週休5日とか、10分仕事50分休憩っていうのは、やはり若者には支持されるってことですよね。

はいはい、それで事業が成り立てばねってことですけどね。ただ、以前書いたように、もう一つの会社にずっといるとか、その会社のことだけ考えていれば安泰って言う時代じゃないから、残業するぐらいだったら、副業でもなんでもした方がいいってこともあるかもしれません。

その辺、中堅社員の意識がねえ。まだまだみたいですね。50すぎっていうか、我々の様なバブル社員から上は仕方ないけど、意外と40前後の人でも、残業して当然みたいな人もまだ多いみたいですね。

もちろん、仕事がありすぎてどうしようもないってこともあるでしょうけど、意外と効率が悪かったり、いかに早く仕上げるかってことを考えてない人も多いみたい。

でも、上が早く帰らないと、下は帰りにくいですよね。私も管理職のときは、さっさと帰っていたし、夏休みも1週間とか取っていましたからね。

えっ?アンタの場合は、どうせ職場で与太話しかしてないから、居たら逆に邪魔だったからじゃないかって?世の中厳しいねえ。


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売り手市場は転職にも

まあ、そんな超売り手市場ってことは、当然転職市場も売り手ってことで、離職者が大量に出ているみたいですね。

これはもう、仕方ないですよね。売り手市場になれば転職者が増え、買い手市場になれば、ガマンして働く。労働市場の原則ですからね。

ただ、企業の方は、ここで考え方を変えないと、やはり人は集まりません。以前書いたけど、甲信地方の某都市なんかは、その辺はまだまだ意識が30年遅れているから、いい機会だと思いますけどね。

だって、残業当たりまえ、休日出勤も仕事があれば当たり前っていうところが多いんですよね。ですから、東京の感覚で来ると、ここは明治時代の家内制手工業の時代かと思ってしまうんです。

売り手市場になるとねえ。そういうところには人が来ませんから、経営者の意識も変わらざるをえませんしね。

ってことで、働きやすい職場が増えることを祈っています。ただ、これでまた買い手市場になると、一気に企業の方が強気になるから困ったものですけどね。

ちなみに、書かなくても分かると思いますが、転職市場も売り手っていうのは、若者に限った話で、私の様な人生半世紀の老いぼれは洋ナシですからね。お気を付けください。


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ズレ蔵の戯言

バリバリ働く中堅社員って、意外と下に仕事を任せられないっていうですよね。それで、結局下が育たないし、中堅社員に仕事が集まりすぎるっていう悪循環。

いっそのこと渡してしまえばねえ。なんとかなるんです。はいはい、ここから先は書かなくても分かりますよね。

私なんか、自動制作システムでしたからね。ドア閉めてボタン押して笑っているだけ、後は勝手に他の人がやってくれていたから、ホント用無しでした。

管理職になっても、印鑑押すだけ。何か問題が起きると、一応部下は報告にくるけど、私に言われてもねえ。対処のしようがありませんからねえ。

しょうがないから、「参ったねえ」って言ってれば、部下もその辺は当然分かっているから「で、カクカクシカジカでこう対処しました」っていうから「それはバッチリだねえ」って言うだけ。

ってことで、上が仕事できないと、自然と下が育つんですよね。やはり、下を育てるには、仕事ができないフリも必要です。えっ?フリじゃないだろうって?それを言っちゃあダメー。では、良い就活を。

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