会社を設立したら、ロゴっていうかロゴマークですよね。アレを作りたいんですけど。って言う人もいるみたい。確かにサイトとか作る時にロゴがあるかどうかで違ってきますからねえ。会社設立でロゴマークって必要かどうかとか、作る時はどこに頼むのかとか。そんな話です。
会社を設立したらロゴも必要?
会社のロゴって必要ですか?って聞かれると、業種形態によるってことになりますよね。
せんべい屋やまんじゅう屋として、バカスカ商品を販売するっていうのなら、あったほうがいいですよね。
商品を入れる袋とかにもバンバンロゴを印刷して、ひと目でオタンコナス製菓っていうのが分かるほうがねえ。愛着も湧きますしね。
が、ネットビジネスで特に取引先もないし、売る商品なんかないっていう場合は、あってもなくてもってカンジ。
ただし、ネットビジネスでも自社サイトを使ってブログとかなんかやる場合はあったほうがいいですよね。
サイトのトップページにも入れると、法人のサイトって言う風になるし、ファビコンにも入れるとそれっぽいですからね。
ファビコンって、ネットビジネスしている人なら、当ったり前のテンテンよ!!ってことですが、私のような中年だとファビコンってなあに?ファミコンの親戚?とかいい出しますからね。もちろんルビコン川とも関係ありません。
ホームページを開いた時に、左の一番上に、http://~~ってサイトのURLが表示されますよね。その横にマークが有るサイトがあると思うんです。
大企業のサイトだとだいたい付いています。このサイトもピンクのゾウさんが付いて居ると思いますが、あれがファビコン。サイトのマークですね。
だいたいそこには、企業のロゴを使うので、ネットビジネスをやっている企業は付けています。
ってことで、そのあたり見る人が見ると、オッ!?って思うか、ファビコンまでは手がまわらないのかなって思うかするんですけどね。もちろん、私の場合は首が回りません。
あと、名刺にも入れることがデキるから、まああって損はないけど、特に一人でシコシコやる引きこもりビジネスだと、後回しでもいいかもしれませんね。
会社を設立したらロゴも作成?
そんなロゴ、作成する場合はどこに頼めばいいの?ってことですが、これまた現代はネット社会ってことで、「ロゴ作成」で検索したら、ゴロゴロ出てきます。
まあ、イラストレーターとかの知識があって使える人なら自分で作れると思いますけど、そうじゃないと、チョット素人だと絵は描けても、ロゴ制作までは難しいかもしれません。
もちろん、絵が描けるのなら、それを紙に書いて、「こんな感じ」って送信すれば、デジタル処理してくれるところもあるから、それでもO.K.です。
が、全く思いつかないけど、なんかカッコいいのがほしいって時は、そういうデザイン事務所に頼むのがてっとり早いでしょうね。
だいたい料金は安いところで3~5万円ぐらい。高いところだと10万~20万ぐらい。ただし、10万以上のところは、ロゴだけでなくて、社名のアルファベット表記とかも付けてくれたりします。
商標までクリアにしたいってことなら、30万ぐらいですかね。大企業の場合は、100万単位が相場なので、まあそんなもんです。
そこまでする必要ないって場合は、3万コースでとりあえず作ってもらってもいいかもしれませんね。
納品はだいたいデジタル納品で、メール送付が多いけど、CDに焼いてくれる場合もあります。その辺は業者と値段との相談です。
なお、そういうところに頼む場合は、できれば、カラーとモノクロと2種類頼んだ方いいですね。通常はカラーしか使わないんですけど、将来的にと紙媒体に使う場合は、カラーを白黒処理したものと、モノクロ用に作ったものは全然ちがいますからね。
意外とどうでもいいことですが、知っておいて損はないと思います。デザイナー事務所とかだと黙っていてもそこまでやってくれますけど。
会社設立でロゴマークは?
じゃあ、合同会社どこ吹く風もそういうサイトで作ったの?って聞かれるんですけど、当時はまだそんなにネットでのロゴ作成って少なかったんですよね。
それに、そういうところって、どれぐらいこちらの想いが伝わるかわからないじゃないですか。ですから、知り合いの油絵画家にお願いしました。
青柳紀幸(あおやぎ としゆき)さんって言う新進気鋭の画家で、結構大きな号数も書いていて、東京大阪を中心にファンは多いですね。
で、もう10年以上、東京と大阪で個展を開くぐらいの人で、風景が本職なんですけど、企業のロゴも何故か作っているんですよね。
で、ドア閉めてボタン押して笑っているだけの仕事していたときに、ゲストで出演してもらって、それがきっかけで、個展を見に行くようになって、私の与太話に付き合ってもらうようになりました。
特に当時やっていた私の与太話ブログも読んでくれていたので、私のスットコドッコイぶりも把握してくれていたってことで、この人なら私の想いを表現してくれるだろうってことでお願いしたというわけです。
コンセプトは、イタリアンなカンジで、南青山を歩いている20代から30代の女性が気にいるようなものって言うやつ。
この南青山っていうのがミソで、六本木でも銀座でもないんですね。でも、其の画家は大阪在住で東京での個展も銀座でやっていたのにね。
そんな訳の分からないオーダーにもかかわらず、まずはラフで5案作ってきてくれました。が、どうもイメージが違う。
なんか、イタリアって言うよりドイツってカンジだったので、もっとカウンタックみたいなカンジでと、またまた訳の分からないコンセプト。
それでも、またまた5案ぐらい作ってきてくれて、それでやっと今のロゴができたという訳です。ですから、最初に頼んでから2年半かかりました。
でも、とっても満足しているので、会社がある限り使い続けたいと思っていますけどね。お気に入りのロゴです。
ってことで、そういうオーダーを出すには、ネット上のロゴ制作事務所だと厳しいでしょうね。対面なら、その辺も伝わると思いますが、やはりネット上は安く早くってことなので、そこはうまく使い分けてくださいね。
ズレ蔵の戯言
ということで、ロゴって凝りだすとキリがないんですけど、やっぱり長く使うものだし、ある意味会社の顔ですからね。へんなものを有り合わせで作るのなら、ない方がいいですよね。
まあ、その辺はロゴをどう思っているかによるけど、ネットビジネスとかする人だと、やっぱりこだわってるんじゃないですかねえ。
その分、自分でちゃちゃっとつくれてしまうんでしょうけどね。ぜひファビコンにも使っていただければと思います。では、良いロゴを。
※会社設立についての記事は、こちらにまとめてあります。
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