会社設立する時に、印鑑っていうか、いわゆる法人印って必要なんですかね。印鑑も登録しないといけないとか。種類とかいろいろあるみたいだし。印鑑セットとかで作ればいいんだろうか。いつ作るって言うか、設立してからもでもいいの?って辺りをお伝えします。
会社設立で印鑑って必要?
会社を設立するときに、印鑑っていうか法人印をつくりますよね。よく司法書士とかのサイトには、一緒に法人印も承りますとか書いてあるし。
これって作らないといけないんですかねえ。っていうと、別に作らなくても構いません。個人の印鑑を法人の代表者印としても登録できます。
とは言っても、法的には問題ないってことで、実際問題取引の契約書とかに個人印だとねえ。ちょっとこの会社大丈夫かって思われますよね。
えっ?せんべい屋にまんじゅう屋だからお客しかいないし、問題ないだろうって?だからー、せんべい屋とかまんじゅう屋だと原料とかで取引があるでしょ。
じゃなくてー、このサイトだとネットビジネスとかでボロ儲けを企んでいるっていうか妄想しているから、それだと取引とか契約書とかないですから問題ありません。
が、FXの場合は法人口座として申し込むときに法人印が必要だから、個人の印鑑を使っていると、審査に落ちるかもしれません。
そう、口座開設といえば銀行の法人口座がありますよね。以前にも書いたように昨今審査が非常に厳しくなっています。
ですから、やはり法人の印鑑は作っておいた方がいいですね。それに、以前は法人印となると、安くて2万とかしていましたが、今ではネットで5千円とかでありますからね。
それに、やっぱり名刺とかもそうですが、法人印を作ると会社っていう意識が高まってちゃんとしなきゃあって思いますからね。
はいはい、そんなのは整備していても、実際の事業内容って未だに国への募金(税金)しかないところがあるんじゃないかって言われますよ。
合同会社どこ吹く風のことですよね。そろそろ事業目的を「国庫への募金」に替えようかな。変更登記が通らないでしょうけどね。
ということで、法人印は作ってください。で、その法人印って、通常は3つです。代表者印、銀行印、角印です。
代表者印は、法務局に登録する印鑑で、契約書とかで使います。一番大事な印鑑です。個人でいうところの実印ですね。
特に規定はないんですけど、通常は18ミリの丸印で、「合同会社どこ吹く風代表社員之印」って彫ってあります。株式会社の場合は、代表取締役之印とかになります。
銀行印は別に代表者印と同じでもいいんですけど、通常は経理担当者がバンバン押さないといけないので、別に作っているってことです。だいたいは、代表者印より少し小さいですね。
それから、角印っていうのがありますよね。真四角の印。これは請求書とか見積書、はたまた領収証に押す印です。
冒頭の写真で、一番左が角印、真ん中が代表者印、右が銀行印です。だいたいは、銀行印には蓋が付いていることが多いんですよね。
ってことで、通常印鑑セットっていうと、この3つのことを指しています。中にはこれに住所、社名、電話番号等を入れたゴム印を作る場合もあります。
物販とかしていて、封筒を作るほどじゃないけど、差出人のところに押すとか、領収証のところに押すとか言う場合に使います。
まあ、せんべい屋やまんじゅう屋だと必要ですが、ネットビジネスやFXがメインの事業ってことなら必要ありません。
会社設立の印鑑セットは?
ということで、上に挙げた代表者印、銀行印、角印の3点セット、以前は安いところでも1万円後半から2万円ぐらいしていました。
もちろん、黒水牛とかチタンとかになると、5~6万円とかしてたと思います。が、昨今ホントにプライベートカンパニーっていうか、マイクロカンパニーが増えているみたいで、ネット通販でもゴロゴロ受け付けていますね。
だいたい5千円から高くても1万円ぐらい。中には3980円とかいうところもありました。これじゃあダメなのかっていわれると、全然問題ありません。
これまた繰り返しになりますが、せんべい屋やまんじゅう屋等の実業の場合は、あんまり安いと使っているうちに欠けてきたりするかもしれませんが、ネットビジネスだとねえ。
登記するときの代表者印の登録と、後は銀行口座開設の時に銀行印を押すぐらい。それから毎年の決算処理の書類ぐらい。
ってことで、3980円でも問題ありません。むしろ、最初は色々とお金がかかるから、抑えられるところは抑えてもいいんじゃないでしょうか。
某合同会社どこ吹く風のときは、まだそんなに安いのがなかったんですよね。それに、登記一式は司法書士にお願いしたから、そこで一式作ってもらいました。
ってことで、印鑑セットは通販サイトで探してみてもいいと思います。もちろん、手掘りじゃないとっていう方は、お好きにどうぞ。
会社設立の印鑑はいつ作る?
それで、その法人の印鑑、いつ作ればいいのかってことですが、登記するときの書類に必要なので、登記が決まったら作ってください。
ネットでもそうですけど、っていうかネットの方が祝日とか入ると時間がかかるときもありますからね。
それに、短い名前だといいですけど、長い名前だと18ミリに入りきらないってこともあったりして、その辺調整とか特注になったりするので、登記が決まった段階で造るようにしましょう。
まあ、最近は3日ぐらいで出来るみたいですけどね。書体をどうするかと、意外とやり取りで、メールだからすぐに1日とかかかったりしますからね。
印鑑だけは早い方がいいですね。それに、当然その費用は個人で建て替えってことで、登記後の決算のときは、経費になりますから。
ズレ蔵の戯言
ということで、法人印って大会社とかだと扱いが大変なんでしょうけど、ネットビジネス用の会社だとねえ。通常はあんまり使うことはありません。
でも、決算書類のときは、結構押す所が多くて、天地が逆にならないようにとか、代表者の印と銀行印を間違えないようにしないととか、気を使うんですよね。
ってことで、まあ、これも会社経営ってことで、楽しんでやってもらえればと思います。では、良い印鑑を。
※会社設立についての記事は、こちらにまとめてあります。
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