お正月に神社に参拝に行く人んって多いんですかね。
何やら神社の参拝方法がわからないとか。
参拝の仕方って決まりがあるみたい。
柏手も神社によって違ったりするし。
で、神社というか神様にお願いするのは
どのタイミングなんですかね。
お願いばっかりだと叶えてくれないかもね。
神社の参拝の仕方は?
日本人って、お正月には神社に初詣に行きますよね。
はいはい、うちはずっと善光寺だとか、西新井大師だとか
っていうお寺派の方もいらっしゃいますが。
多くの方は神社。お正月以外にも行ってほしいのにね。
っていう人もいるけど、これはもう信仰とかじゃなくて、
単にお正月のイベントですからね。
クリスマスにケーキを食べるようなもの。
正月にはお雑煮を食べて、お屠蘇を飲んで
神社に参拝っていうのが定番です。
なんですが、そんなイベントにも関わらず、
意外と参拝の仕方について悩む人もいるみたい。
鳥居はどうやってくぐるのがいいのかとか、
手水の正しいやり方とか、はたまた一番気になるのは
参拝の仕方ですよね。
礼を先にするのか、柏手は何回打つのか、
鈴はいつならすのか、賽銭はいついれるのか。
そんなに気になるのなら、毎朝神棚に手を合わせればいいのに、
そういうのはしない人がほとんど。
これは厄払いとかでもそう。普段は神社とかお寺とか気にしないのに、
厄払いで行くときにだけ、うちは○○宗だから、
違うお寺だと・・・。って、仏教は最後はお釈迦さまだから、
気にしなくていいんだってば。
ってことで、初詣での神社の参拝、もちろん正式な仕方というか、
参拝の作法っていうのはあります。が、気にすることはありません。
今年も一年よろしくお願いしまーす。っていう気で手を合わせれば大丈夫。
これは、適当に言っているんじゃなくて、神主さんに聞いたからホント。
神様ってじぇーんぶ分かっているから、この人は年に一度しかこないから、
ちょっと作法に問題があるけど、まあ、来てくれたからいいか。
って感じで、広い心で受けて止めてくれるのが神様。
よく天罰が下るとかいうけど、通常の参拝ではそんなことはありません。
歴史上、神社に火をつけて焼き払ったとかいう武将がいるけど、
そこまですると天罰が下りますよね。だいたいそのあと暗殺されたりしているし。
ですから、普段の生活の中では、多少の作法の違いは問題ありません。
それに最近では、神社の本殿の前に参拝の仕方っていうのが書いてありますよね。
だいたいは、二礼二拍手一礼ってことで、二回礼をして、柏手を2回打って、
そのあと一礼しましょうっていうもの。
最初の二礼の前に、軽く一礼して、そこで鈴を鳴らして賽銭を入れるっていう
ところもあります。その辺は、注意書きに従ってください。
ってことで、まあ、一年に一度のイベントですから、
深く考えず、初詣で今年も一年ウッシッシになれると思っていきましょう。
神社の参拝で柏手は?
ってことですが、ここで問題が柏手。いわゆる手をパンパンって拍手するやつ。
通常は上に書いたように二拍手って2回拍手しますよね。
が、神社の中には四拍手っていうところもあります。
有名なのが出雲大社。ここは二礼四拍手一礼なんですよね。
他にも諏訪神社とか宇佐神宮も四拍手。
それぞれいろんな理由から四拍手になっています。
ですが、これがねえ。実は明治時代からそうなったって言われています。
それまでは、三礼三拍手一礼とかもあったんですよね。
っていうか、明治時代以前は、神仏習合ってことで、
神社とお寺が一緒のところにあったりしましたよね。
それが明治時代になって、神仏分離ってことで、
神社は神様、お寺は仏様ってことで、今のようになったって訳。
ですから、私の信仰する飯縄大権現なんかも、高尾山の
薬王院では、真言宗の大本山なのに、奥院には飯縄神社があるんです。
ってことで、その辺を考えると、変に作法にこだわるよりも、
信仰心を持つことが大切ってことになりませんかねえ。
何度も書きますが、私の場合は飯縄大権現に何度も願いを叶えて
もらっていますからね。
神社の参拝でお願いは?
そうそう、その願い。よく神社では神様にお願いしてはいけない。
とかいう人がいますよね。神様はすべてお見通しだから、
お願いすると、そんなことはわかっているから失礼になるとかね。
じゃあ、神社の祈祷っていうのはお願いじゃないのかってことに
なりませんか。神主さんに聞いても、じゃんじゃんお願いしてください
っていいますしね。
何度も書いているけど、飯縄大権現なんかは、ご丁寧に
本殿の前に「飯縄大権現お願いしますと言って願いを唱えると、
どんな願いも叶えてくれます」という看板まで立っています。
ってことで、年に一度の初詣だけでの参拝で、
願いを叶えてくれるかどうかは分かりませんが、
神社に参拝するときにお願いはじぇんじぇん問題ありません。
ただね。上に書いたように、現在一般化されている
二礼二拍手一礼だと、どこでお願いをするかが難しい。
そもそもこの二礼二拍手一礼っていうのは、
祈願するときに、玉ぐしをささげるときの作法ですよね。
そうすると、単に賽銭だけの参拝だと、
柏手を打ってそのあと願いを唱えるとかっていうのもねえ。
一説によると、二礼のときですね。まず一礼して、
そのあともう一回礼をしたときに手を合わせて願いを唱える。
そして、そのあとは柏手を二回打って一礼しておしまい。
っていうのが、願いを唱える流れとしては自然です。
もちろん、柏手を打った後でもいいけど、そこは22世紀ってことで、
形よりも信じる気持ちを大切にしてください。
ズレ蔵の戯言
ということで、まあ、私の場合は神様依存症ですからね。
月に一度は氏神様にお参り。もちろん崇敬神社の例大祭には
祈念をお願いしています。
朝と晩は、神棚のお札に手を合わせています。
当然、そこではお願いばかり。岡田奈々か原田知世風の
おネエさん(含む昔の)とウッシッシになりますように
とか、饅頭屋でボロ儲けできますようにとか、
週休5日、10分仕事50分休憩の毎日になりますように。
とかたくさんあるから、毎回5分はかかるんですよね。
ってことで、普段のお参りの時は人がいない時間帯を
狙って参拝するからいいけど、お正月はねえ。
大混雑だから、5分もお願いできないってことで、
そこが一番の問題です。今度行った時には、
初詣で5分ぐらいお願いができますように。
ってお願いしておこうかな。では、良いお年を。
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