病院に行くときって、何科に行けばいいのか分からないときってありますよね。心療内科と精神科とかね。自律神経失調症だとねえ。どっちがいいんでしょうか。最近は、特化した外来部門を作っているところもありますしね。
病院で心療内科と精神科はどっちに?
病院って、風邪なら内科とか、骨折なら整形外科とか、すぐにわかるものだといいけど、どこに行ったらいいんだろうっていうのがありますよね。
特に22世紀の現代は、複雑な世の中で生き辛いから、メンタル系の疾患で悩んでいる人も多いみたい。
っていうか、私なんかもねえ、『身体表現性自律神経失調障害』ですからねえ。大変なんです。
特に引っ越すとねえ。病院を変えないといけませんからね。これが大変。特に精神疾患だと、どこでもいいっていう訳にもいきません。
ということもあって、今まで通院していた先生から紹介状をもらってきました。で、どの科に行けばいいかも聞いてみました。
ら、『心療内科か、精神科ですね。内科でもいいけど、ズレ田さんの場合は、純粋な内科だとちょっと違うから、心療内科か精神科で』ってことでした。
その先生も精神科ですからね。と思っていたら、ちょうど引っ越したアパートの真ん前に、地元でも有名な精神病院が。歩いて1分ですからね。通院もらくちん。
ってことで、さっそく行ってみました。『初診ですけど』って言って、保険証と紹介状、お薬手帳を提出。
そしたら、精神科の大病院だし、物忘れ科とか女性のための専門外来とかもあるってことで、まずは問診は専門のカウンセラーの人がやってきました。
以前通院していた病院名とか、生まれてから住んだところとか、仕事の内容とかも、就職してから転職を含めて全部聞かれました。
面白かったのは、趣味はいいんだけど、『信仰』っていう項目もあったので、もちろん、仏教と神道って書いておきました。
それを書き終わったら、それをもとに細かくヒアリング。信仰のところは、当然『そもそもは、永平寺で座禅したのが始まりで、毎年厄払いをしていました』と説明。
神道の方はねえ。飯縄大権現だから、『高尾山の飯縄大権現に行ったら、毎日うるさい上司がの小言がピタッと収まって・・・』と説明しました。
そのあとは、またまた詳細な心理テストみたいなのを2冊やらされて、待つこと30分、『ズレ田さん、こちらにどうぞ』ってことで診察。
なんですが、みなさんが待っている診察室とは違うところ、扉をどんどん開けて、どうも院長室みたいなところ。
これって、最初だから院長が診るのかなあって思って、『失礼しまーす』ってドアを開けました。
『こちらにおかけください』って言われたけど、なんか先生の顔が暗いんですよね。私の病状ってそんなに重かったんでしょうかね。
病院の心療内科と精神科は自律神経失調症だと?
で、最初に聞かれたのが、『ズレ田さん、この東京で長くかかられたクリニックは精神科ですか?』っていうので、『心療内科です』って答えました。
すると、『では、こちらの長野での医院も心療内科ですか』と聞かれたので、『長野の医院は精神科です』というと、さらに暗い顔。
『精神科ですか』と言ったまま、「うーん」ってうなっております。そんなになんかやばい訳?って思って待っていると、やっと口を開いてくれました。
『あの、ズレ田さんのこの症状で、この投薬だと、精神科じゃなくて内科になるんですよね』って言われてもねえ。今まで精神科に通っていたし。
『こちらにも心療内科がありますよね』って聞いたら、『いえ、ここは精神科だけです』って、別にいいじゃん。薬出すだけなんだから。
と思っていたのに、『それに、ここは予約制ですから通院も大変だと思うんですよ』っていうから、『いえいえ、隣に住んでいますから、いつでも大丈夫です』って答えても、なんか浮かない顔。
『まずは内科に行かれて、それでも症状が改善されないようなら、改めてということで』って、診てくれないわけ?
『身体表現性自律神経失調障害って診断されていましたし』って言っても、『とりあえず、内科に行かれてからということで』って追い返されてしまいました。
そうそう、よく自律神経失調症っていうけど、医学用語では「自律神経失調障害」っていうらしいです。私の場合は「身体表現性」がつくんですけどね。
っていうのは、こういう風に与太話とかダジャレとかの表現をするっていうことかなって思ったら、そうじゃないみたい。
おなかが痛いとか、頭が痛いとかの症状が出るんだけど、どんな検査をしてもどこも悪くなくて、どうも自律神経の不具合によるものっていう場合。
おなかとか頭とかの身体が痛いっていう表現をしているってことで、「身体表現性」ってつくとのことでした。
ちゃんとそういう精神科の病名までついているのにね、診察拒否っていうのも困りますよね。はいはい、私の場合は、与太話性自立人生失調障害ですからね。やはり現代の医学では対応できないのかもしれません。
病院の心療内科と精神科で外来部門は?
とか言っていたら、アンタの場合は『与太話外来』が必要なんじゃないかって言われてしまいました。確かに物忘れ外来とかあるぐらいだから、与太話外来もできてもいいかも。
って思って、よく考えてみたら、その東京で最初に通っていたら心療内科、最初のうちはいろいろと検査してたけど、結局現代の医学では解明できなかったみたい。
ですから、診察も最初は一応『どうですか』って聞くんだけど、「いつも通りです」っていうと、あとは、今度子供と高尾山に上るけど、飯縄大権現に参拝した方がいいのかとか、天狗は本当にいるのかとか、そんな話ばかりしていました。
長野の精神科も、先生の歳が私とほぼ一緒ってことで、「最近やたら疲れる」っていうと、「それは歳だからしょうがない」とか、「去年できたことが今年はできなくなって困っている」とか先生の方が言い出して、どっちが患者か分からないような診察でしたからね。
ある意味与太話をしに行っていたってことで、実は与太話外来だったのかも。その辺、日本医師会になるのか、日本医学会になるかしらないけど、一度問い合わせてみた方がいいのかな。
ってことで、複雑な現代社会では、私のようにどこの科に行けばいいのか分からないっていう人も多いと思いますが、地道に自分に合う先生を探していくしかないみたいですね。
ストレスに負けない生活 心・身体・脳のセルフケア (ちくま新書) [ 熊野宏昭 ]
ズレ蔵の戯言
そういえば、その追い返された精神病院、問診表の中に、「仕事が毎日辛い」っていう項目があったので、当然「全く当てはまらない」に丸を付けたんですよね。
そしたら、カウンセラーに「お仕事がつらいということはないんですか」って聞かれたから、「いやー、毎日、爆笑、爆笑、また爆笑で、会社に行くのが楽しみなんですよ」って答えてしまっていました。
だって、以前書いたように、「真面目」とか、「誠実」のTシャツについて、毎日本社の役員がやってきて与太話していますからね。
そしたら「会社がたのしいんですね」って、ちょっと怪訝な顔をされたんですよね。それで、こいつは与太話外来じゃないとダメってことで、追い返されたのかも。
まだまだ世間一般に認知されてない難病ってことで、一般社会への普及をしていきたいと思います。では、お大事に。
コメント