取締役の勤務時間が重役出勤なのは労働基準法の適用外だから?

独立・起業

取締役になったら重役出勤でウッシッシ。

っていうのは昭和の時代の話で、22世紀になるとねえ。

早朝に経営会議とかあったりして大変だけど。

重役出勤しても問題ないのは労働基準法の適用外だからですかね。

そうなると、取締役ってデメリットばかりかも。

ヘッドハントされても気を付けないとね。

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取締役の勤務時間って重役出勤?

重役っていうと、黒塗りの車で10時とか11時の出勤。

っていうイメージがありましたよね。遅く来る人のことを

「今日は重役出勤ですか」とか言ったりして。

でも、それは昭和の時代の話。平成になってからはねえ。

重役というか、取締役のほうが早く来て

早朝から経営会議とかあったりっていう会社も多かったみたい。

で、その取締役、昔の重役出勤でもいいし、

平成の早朝経営会議でもいいだけど、

勤務時間ってどうなっているんですかね。

タイムカードとかはないだろうし。

っていうのも、知人がこの度めでたく取締役としてヘッドハント。

それはおめでとうって言ったら、浮かない顔。

どうしたの?って聞いたら、勤務時間も取り決めがない代わりに、

休日も特に決められてないとか。

って、寅さんに出てくるタコ社長みたいな、会社というより

家内制手工業に毛が生えたようなところならなら分けるけど、

ちゃんとした資本金数千万円の株式会社なのにね。

まあ、某合同会社どこ吹く風の場合は、社長しかいないから、

休日もへちまもないけど、取締役会があるよう会社で休日がない

っていうのは労働基準法違反じゃないかって思いますよね。

が、これがねえ。そうじゃないんですよね。

取締役は労働者じゃないですからね。いわゆる労使契約って

いいますよね。会社に雇われるときに交わす契約。

この労使の労は労働者の労、じゃあ労使の使は?ってなると、

そうなんです。使用者ってこと。

ですから、社長じゃなくても取締役になると、

労働者じゃないから労働基準法が適用されないんですよね。

その辺は、ちゃんと理解してないと、今回取締役として

ヘッドハントされたって喜んでいたら、休日もない

ブラック企業どころじゃない職場環境ってことになりますからね。

取締役って労働基準法の適用外なの?

そうなんです。取締役は使用者だから、労使契約は結びません。

通常は、会社と「委任契約」を結ぶの普通。ですから、労働基準法の

適用にはなりません。まあ、役員規定っていうがだいたいの会社はあるから、

それに沿っての勤務ってことになりますけどね。

でも、労働基準法の適用にならないってことは、上に書いたように

休日という概念もありません。もちろん残業も。

社長に雇用保険がないのは知っている人が多いけど、使用者にもありません。

ですから、いきなりクビになっても失業保険は出ません。

もちろん残業代もないから、いくら働いても働き損。

それもあって、役員報酬っていうのは通常は高額なんですよね。

まあ、365日、24時間会社のために働いてくださいっていうのが

使用者というか経営者というわけ。その覚悟ないのに取締役になったって

喜んでいたら、こんなはずじゃなかってなりますからね。

そんな訳で、取締役になったら雇用保険はないんですが、

健康保険は入れますから、そこは心配しなくて大丈夫。

これは、独立して自分の会社を作ってもそうだけど、

会社の社長は当然雇用保険はありません。が、健康保険には

入れますので、国保にしなくて大丈夫です。

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取締役ってデメリットばかり?

じゃ、一部上場の大企業じゃない限り、取締役って言ったら

逆にデメリットばかりじゃないかって思いますよね。

休日はないし、残業代もない。そのほか、会社に対しての

責任はとらされるわけですからね。

ホント、黒塗りのお迎えの車と、美人秘書と、高額な

役員報酬がないとやってられない!!って思いますよね。

が、休日がない、残業代が付かないっていうのは、

労働者としての発想です。

いわゆる経営者としては、別に勤務時間とか休日とか

決まってないというわけ。

株式会社だったら、株主への利益の還元が一番の目的。

ってことは、ある意味利益をちゃんと出していれば、

勤務時間はいつ来て、いつ帰ってもいいというわけ。

休みも取り放題。もちろん、役員規定に反しない限り

っていうことになりますけどね。

ということは、そうなんです。自動経営システムでも

開発して、「そんなカンジでチリバツで」とかいうだけ

ですべて仕事が回って、利益もちゃんと出るようになると、

あの「10分仕事50分休憩」という、22世紀のビジネス

スタイルが実現するというわけなんです。

もちろん、その究極は週休5日ですけどね。

ってことで、取締役というか使用者になると、成功すれば

ウッシッシ。うまくいかないとブラック企業以下という

自由主義経済の陽と陰とが明確になるってことで、

ぜひ週休5日なるよう頑張ってください。
経営者の条件 (岩波新書) [ 大沢武志 ]

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ズレ蔵の戯言

週休5日、言い続けてもう10年以上になりますが、

いまだに気配すら見えてきません。

もちろん、その前の段階の10分仕事50分休憩でも

いいんですけどね。

それで成り立つ業種というのを見つけるのが先決ですかね。

とりあえず、飯縄大権現にお願いしておこっと。

では、良いお年を。

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