山の日っていうと、やっぱり登山に行きたいっていうオタンコナスも多いんですかね。ちょうどお盆休みとつながる人も多いみたいだし。といっても、この時期の天候ってどうなんでしょうか。梅雨明け10日は終わっているし、人気の山は渋滞しますしね。
山の日の登山で登りたい山は?
8月11日は山の日ってことで、ちょうどお盆休みとつなげると結構な休暇になる人も多いみたいで、せっかくならやっぱり登山ですかね。
でもねえ。なんで8月11日を山の日にしたのかっていうのは、諸説ありますが、山登り、特に高山だとちょっと遅いですかね。
まあ、天気図とかちゃんと見れる人ならまだ全然大丈夫ですけどね。比較的天気が崩れやすい時期に突入してきているんですよね。
ですから、3000メートル級の山ってなると、経験を積んだ人と一緒じゃないと、ちょっとおすすめはできませんかね。
と言っても、この時期ですからね。低山の登るとねえ。死んじゃおロースになるんですよね。
地元に鬼ヶ城山っていう600メートル級の山があるんですけど、夏休みにそこに登ったら、暑いし木は生い茂っているし、ホントもう罰ゲームってカンジでした。
ですから、低山もアレですけど、そんなにきちんとトレーニングしてない人なら、白馬とかで3000メートル級の山の麓にゴンドラで行くっていうのが、ちょうどいいかも。
白馬は麓で既に標高1000メールぐらいのところだから、それだけで涼しいですからね。
唐松岳の麓になるけど、八方尾根スキー場なんかだと、ゴンドラとリフトを乗り継げば、一気に1800メートルまで行けるし、登山気分でウッシッシってカンジじゃないですかねえ。
山の日あたりの天気って?
で、なんでこの山の日は天気的にはもう遅いの?っていうと、夏山気象っていうか、夏山って午後から天気が急に崩れるんですよね。
いわゆる大気が不安定になるっていうやつ。人生が不安定じゃなくても、天気は崩れるので注意が必要。
ですから、初心者は特に高山に登る場合は、7月中をおすすめされています。8月も1週目ぐらいだったらいいけど、10日を過ぎるとおすすめ出来ないって専門家は言うんです。
それもあって、まあギリギリ大丈夫といえば大丈夫だけど、できれば、梅雨明け10日の方がいいかな。
梅雨明け10日っていうのは、山の世界では常識で、梅雨が明けてから10日程度は天気が安定するから、高山に登るのはその時期がいいってことなんです。
それもあって、だいたい本州と言うかアルプスがある地域は7月20日ぐらいが梅雨明けだから、7月中に上りましょうっていわれているんですね。
山ガールが増えて、登山が一般化したのはいいけど、そのあたりの最低限のことを知っておいてくださいね。
山の日は渋滞する?
そんな山の日は山も渋滞するんですかね?っていうと、もちろん渋滞します。剣とか、頂上が一人立てるかどうかっていう山は、ピークを踏むためにすごい渋滞。
2時間待ちとかもあるんですよね。ですから、そういうピークが小さい山は、この時期は避けた方がいいでしょう。
北アルプスというか、涸沢なんかはどうしても登りたい山の人気ナンバーワンだから、涸沢で小屋でもテントでも一泊して、北穂高なりに登ろうと思っているオタンコナスが、朝イチからピークを目指しますからね。
人気の山は、山の日は避けるのがベストでしょう。ただどうしても、北アルプスとか南でもいいけど、3000メートル級になるとねえ。ある程度の長期休暇が必要だから、そこは戦略を練ってくださいね。
白馬東急ホテル
ズレ蔵の戯言
今年2017年は、梅雨明け10日が当てはまらなくて、梅雨明けしてからのほうが雨の日が多かったですよね。
っていうか、台風が来たりしてホント不安定な日が多い。これって、人生が不安定な人が増えたからですかね。では、良い山の日を。
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