猫の里親はお見合いからはじまって扶養家族になるけど準備がね

世の無常

猫の里親って、独居中年だといろいろと障壁はあるけど、最近はだいぶ緩和されてきましたよね。で、気に入った猫がいたら、まずはお見合いってことで、そこで猫ちゃんに拒否されなかったら、いよいよ扶養家族。でも、受け入れ準備が意外と大変です。

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猫の里親はお見合いから

以前ちょっと書いたけど、独居中年が猫の里親になるっていうのは、結構大変。とは言っても、ちゃんと段階を踏めば大丈夫。

なんですが、それでもやっぱり猫を飼うって一種の出会いというか、運命的なものがあるんですよね。

これまた前にも書いたけど、独居中年でも受け入れてくれる保護団体とか、保護主がいれば、その中から気に入った猫を探します。

譲渡会とかだと、その場で見たり、場合によってはだっこできたりするから、猫との相性は分かりますよね。

いくらこっちが、この猫ほしいと思っても、固まってしまって、動かなくなったりすると、保護主としてはちょっと大丈夫かなあと思うし。

ってことで、譲渡会じゃなくて、ネット上とかで気に入った猫がいる場合は、保護主とやり取りして、この人なら会ってみて問題なければ譲渡してもいいかなって言う場合は、いわゆる『お見合い』ってことになります。

お見合いだけど、だいたいは保護主のおうちに行くことになります。というのも、猫って環境が変わると、結構対応できなくなったりしますからね。

ですから、譲渡会に出すっていうのは、結構変化に強い猫なんですよね。それでも、固まってしまう猫もおおいけど。

で、日頃住んでいる家だから、猫としてはいつも通り。なんですが、これまた猫も十猫十色。

だから、神経質な猫だと、知らない人が来ただけで、固まってしまったり、隠れてしまったりするんですよね。

その辺も含めて、受け入れてくれるかっていうのを見るのがお見合いです。それに、中には普段は知らない人でもすぐにだっこされるのに、アンタにだけは嫌がるって言う場合は、お断りされます。

逆に、あんまり人慣れしてないから、その辺は時間がかかりますよって言われていても、なぜか僕ちゃんにはゴロにゃんしてくるって言う場合は、アンタの家の猫になりたいってこと。

それもあって、やっぱり猫って、飼いたいねこじゃなくて、飼えるねこってことになるんですよね。

私も前回書いたように、以前からずっと狙っていた2歳(人間の24~28歳)の大人の女がいたのですが、じぇんじゃん相手にされませんでした。

それで、保護主さんからは、ちょっとこの子は人見知りだから、特に初めての方にはお断りしているんですって言われてしまいました。

が、先日ネットを見てたら、気になる女の子が。それも5か月っていうから、人間でいうところの8~10歳。

ってこともあって、ロリコンじゃないし、それに独居中年に5か月はねえ、難しいですからね。って思っていたのですが、どうしても気になって隣町っていうか、新幹線で2駅隣の市まで行ってきました。

『一人暮らしの方でも大丈夫ですが、まだあんまり人慣れしてないので、そこは気長にお願いします』ってことでした。

まあ、私はゴロニャン系よりも、勝手にごはん食べて、勝手に遊んで勝手に寝る方を探していますからね。

が、見てみたら、写真よりもじぇんじぇんカワイイし、「抱いてみますか」って言われて抱いたみたら、じぇんじぇん逃げないし。

挙句の果てには、写真撮ろうとしたら、カメラ目線になるし。ってことで、これは実は運命だったのかなあってことで、その子の里親になることになりました。

ってことで、やっぱりネコといえども運命の出会いってことなんでしょうかね。この先どうなることやら、ちょっと楽しみです。

猫の里親って扶養家族にすること

と言っても、猫の里親っていうか、猫を飼うってことは、扶養家族になるってことですからね。その分、責任をもたないといけません。

病気になったらすぐに病院に連れていかないといけないし、健康管理に注意して、粗悪品の餌は食べさせられないし。

壁等爪とぎされないように、爪とぎ防止シートを貼ったり、脱走防止策を付けたり、もちろん、マイクロチップは挿入しないといけないし。

その他、年に1回は健康診断に、ワクチン投与とか、結構お金がかかります。その辺りの経費も考えてないとね。

猫を飼いました。でも、エサ代がないから、何か人間の食べ残しでいいやってやってると、結局病気になってしまいますからね。

猫って、人間の食べ物を食べたがるって言うイメージがあるけど、小さい時にきちんとその辺キャットフードだけにしておくと食べません。

それに、人間の食べ物の中には、猫には毒というか、猫が食べると具合が悪くなるものもあるから、ちゃんとキャットフードだけにしてくださいね。

ってことで、お金はかかるけど、私なんかは人生半世紀にして初めての扶養家族ですからね。名前の画数とか考えているところです。

ズレ田ヨレ子がいいのか、ズレ田おたん子がいいのか、悩ましいところです。もちろん、知世でも奈々でもいいんですけどね。

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猫の里親の準備は

ということで、現在猫の里親になるための準備で大忙し。まずは、賃貸住宅ですからね。大家さんに猫を飼うことを通達。

もちろん、ペット可住宅だから問題ないけど、一応事前に知らせておくのが礼儀ですからね。っていうのも、勤め先の取引会社が大家さん。

まではいいけど、実際のご担当っていうのが、以前書いた『真面目』『誠実』Tシャツで大騒ぎしている与太話役員。

だから、問題ないと思っていたけど、『今度猫を飼うことにしまして』って言ったら、『えー!?遂に飼うの』までは良かったけど、『10匹ぐらい?』ってアンタ、私が保護団体じゃないんだってば。

ホントにもう、相変わらず笑わせてもらっています。後は、これまた別記事にするけど、基本的なものですよね。

食器にトイレ、トイレの砂とか、餌とかね。ただね。トイレの砂と餌は結構悩みます。何でもいいって言う人もいるけど、全く見向きもしないってこともありますからね。

そんな訳で、扶養家族が出来るっていうのは大変ですね。私は早く年収3000万円ぐらいの岡田奈々風のおネエさんの扶養家族になりたいんですけどね。
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ズレ蔵の戯言

ということなんですが、先日そのお見合いに行ったことをSNSにアップしたら大騒ぎ。『一種のお見合い』って書いただけなのに、おめでとうございますコメントがズラズラ。

挙句の果てには、フリーアナウンサーからは『ぜひ司会させてください』だって。ホントにもう、みなさんそういう話が好きですよね。

誰も、相手が人間って一言も書いてないのにね。それに、もし人間とお見合いしたとしても、決まった訳でもないのに、女性週刊誌で芸能人の恋愛記事が売れるのがよーく分かりました。

ってことで、しばらくはロリコンとして、日々暮していきたいと思います。では、良い里親を。

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