鞍馬山と言えば、鞍馬天狗で有名ですが、何やら今回の大雪で、天狗の鼻が折れたらしい。ところで、天狗って神通力があるんですよね。私もその恩恵に授かっています。が、実は天狗のゆるキャラも人気みたい。もちろん、飯縄山の麓のスキー場にもいます。
天狗の鼻が折れた鞍馬山?
天狗といえば、「あいつは天狗になってる」とも言われるように、鼻が高いって言うイメージですよね。
その代表が、京都は鞍馬山に居る鞍馬天狗。僧正坊ともいわれていて、天狗の総元締めとも言われています。
それもあって、平安建都1200年を記念して、1994年に鞍馬山の麓に鞍馬天狗の像が設置されていました。
が、今回の雪の重みのせいか、17日の朝確認したら、鼻が折れていたとか。天狗様でも、雪には勝てなかったんですかねえ。
ちなみに、私が信仰しているのは、三郎天狗の飯綱三郎。他にも太郎さんは同じく京都の愛宕山にいる愛宕太郎坊、次郎さんは、滋賀県の比良山次郎坊、他にも彦山とか、大山とか大峰山とかに大天狗がいるみたい。
それらを八大天狗っていって、とても信仰されているんですよね。でも、鞍馬天狗は鼻が高いけど、飯綱三郎天狗は烏天狗だから、くちばしみたいになっています。
以前は飯綱サブちゃん系の烏天狗がメインだったらしいけど、鞍馬天狗からは鼻が高い「鼻高天狗」が一般的にみたいですね。
ちなみに、八大天狗のような人たちを「大天狗」って言って、神通力でいろいろと助けてくれるみたい。
小天狗っていうのは、どっちかというと悪さをするみたいで、天狗と言ってもいいことをする人と悪いことをする人といるみたいですね。
天狗の神通力って?
そうそう、ですから、よく天狗の神通力っていうのは、大天狗の話。で、だいたい今回の鞍馬山じゃないけど、大天狗がいるところは山になっていて、山岳信仰で、地元民から厚く慕われているみたいですね。
はいはい、私は元々地元民じゃなかったけど、願いを叶えてくれたから、それからは飯綱サブちゃんのファンとして、お慕いしております。
諸々力を貸してくれますしね。山岳信仰しない人でも、一度騙されたと思って、天狗が祀られている山とか神社とかにお参りしてみてもいいかも。
ちなみに首都圏で有名なのは、私も願いを叶えてもらったけど、高尾山。飯綱サブちゃんがいます。
高尾山の天狗は、飯綱三郎天狗だから、本家っていうか、実家は長野県の飯縄山。別宅が高尾山ってカンジかな。
私は例によって違いのわからない男だから、なんにもカンジなかったけど、霊感が強い人がお参りすると、なんか目を閉じているのに、目の前が真っ二つに割れたように見えたとか言っていました。お試しください。
天狗のゆるキャラは?
ってことで、なんか天狗って神通力とか言われると、ちょっと怖いイメージがありますよね。空を飛んでいくし。
ですが、21世紀の現代は、天狗のゆるキャラがあるんです。これまた全国にたくさんあるけど、奈良県の「からす天狗のてんまる」なんかは、なかなかいい味だしていますよね。
群馬県の沼田にも天狗伝説はあるけど、そこのゆるきゃら「てんぐちゃん」は、天狗そのものってカンジです。
飯綱サブちゃんは無いのかって?言われれば、もちろんあります。特に地元飯綱町では、昔から天狗にまつわる民話もあって、地元民には親しまれていましたからね。
で、出てきたのが「づなっち」って、なんじゃそりゃってカンジですが、飯綱高原スキー場のゆるキャラなんです。
いいづなだから、づなっちっていうのも、これまた安易なんですけど、これって天狗って言われないと、全然天狗に見えないんですよね。笑ってしまいます。
この冬飯綱高原スキー場に行く人は、ぜひづなっちに会ってあげてきてください。きっと素敵な神通力でハッピーになれると思いますよ。
ズレ蔵の戯言
飯綱高原スキー場って、長野五輪時はモーグルの会場になったから、里谷多恵が金メダル取ったスキー場なんです。
ってことで、里谷多恵コースっていうのもあるんですよ。結構閉鎖されていることが多いけど、オープンしていたら、チャレンジしてみてください。では、お大事に。
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