男はつらいよって、やっぱり名作ですよね。っていうか、あの映画の良さが分かるのは、人生の荒波に揉まれた人だけかもしれません。そんな男はつらいよ、ネット配信とかやってないんですかねえ。やっぱりロケ地とかキャストとかもう一度みたいし。
男はつらいよのネット配信って?
男はつらいよ、全部で48作品ですかね。最後のおまけみたいなのを入れると49作品らしいですけど、20年以上続きましたからね。
小さい頃っていうか、小学生の頃は夏休みと冬休みの前には割引券が学校で配られていたけど、当時はゴジラとか他の映画の方が楽しみでした。
が、40過ぎてテレビで再放送とかされていたのを見ると、人生の哀愁というか、当時の世相というか、そういうのをうまく取り入れていて、なんとも言えないものを感じてしまいます。
それに、渥美清って言う人は、いろいろとものの本を読むと、やっぱりすごい役者だったみたいですね。
その辺も踏まえて、改めて男はつらいよを見ると、あの映画の偉大さが実感できると思います。
特に私は20年以上柴又の隣町に住んでいたってこともあって、京成電車とか出てくると、年代によってあの頃の電車はこうだったのかみたいなところもあって、一層郷愁を誘ってしまうんですよね。
2013年だか2015年だかには、テレビ東京系のBSジャパンが毎週土曜日に全作品を放送したんですよね。
そこで、ほとんどのものは見たんですけど、その時は録画してなくて、また見たいと思ったけど、Afer Festivalってことで、また再放送しないかなあと思っていました。
そしたら、何やらギャガで配信しているらしいですね。それも、ヤッホーのプレミアム会員だと、月額500円で見放題だとか。
ちょっとギャガに登録してみようかと思っています。ただ、パソコンで見るっていうのがねえ。
まだまだ昭和の男ですから、やっぱりせめてテレビで見たいと思ってしまうんですよね。
ダウンロードとかできれば、CDなりDVDなりに落として、テレビで見るんだけど、それは出来るのかな。
ってことで、私の人生はギャグだけど、ちょっとギャガを研究してみたいと思います。
男はつらいよのロケ地は?
そうそう、男はつらいよっていうと、全国にロケに行っていますよね。信州は結構多くて、軽井沢とかから、奈良井宿とか、小諸、上田、木曽福島とか結構多いんですよね。
全国っていうより、山田洋次が好きなところに行っているのかな。そういう意味では、おんなじようなところに何回も行ったりしているみたいですよね。
そういえば、下関にも来ているんですよね。赤間神宮で例の「お水ちゃらちゃらお茶の水・・・」っていう口上で、何やら怪しいものを売っていたような気がします。
赤間神宮の社務所の横には、その寅さんの映像がずっと繰り返しビデオかなんかで流れているんですよ。行ったときには見てみてください。
そういう意味では、牛久沼とか、大子温泉とか茨城も何回かあったりして、これまた茨城県にも住んでいたことがあったから、ちょっと懐かしい思いで見ていたんですけどね。あなたの街には来たのでしょうか。
男はつらいよのキャストは
それともう一つは、キャスト。もちろん、マドンナは、その当時の売れっ子女優とか歌手とかで、それも楽しみなんですけど、寅さん一家っていうですかね。脇役っていうか、端役で出ていた人が、今では結構いい役になっていたりしますよね。
一番の出世頭は、やっぱり秋野太作ですよね。初期の作品では、寅さんの弟子みたいな感じで、「全うな人間になれ」って言われて、兄弟の縁を来られたりするんだけど、今だと、刑事物の刑事課長とかになっていますしね。
それから、笹野高史。交番の巡査とか、タクシーの運転手さんとか、旅館の番頭さんとか、挙句の果てにはホモのライダーとかやっていたんですけどね。
今では時代劇には出るわ、現代劇でも主役の上役とか、結構いい役が多いんですよね。ある意味あの歳になってから、開花したってカンジ。
他にも佐藤蛾次郎なんかも、兄貴!!しか劇中では言ってなかったのに、今では老人役とかで、2時間ドラマとかによく出ていますよね。
ってことで、長い期間かけて放映された映画って、今になってみると、そういう意味でも面白んじゃないかと思います。
ズレ蔵の戯言
ということで、寂しい中年になると、若い頃は興味のなかったものというか、今回は映画ですが、そういうものにも惹かれるようになるんですね。
松竹って、そういう面では、日本人の心を表現するのが上手いっていうか、そういう映画が多いような気がします。私も寅さんのような人生を歩みたいものです。では、お大事に。
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