何やら世間では、ママ起業がブームとか。一時期はおやじ起業がブームでしたけどね。で、そのママ起業、結構セミナーとかあって参加する人も多いけど、どんなもんですかねえ。もちろん、起業に失敗はつきものですけど、最近は支援もあるし。おひとついかかですか?
ママが起業セミナーに参加して
ママ起業っていうか、主に若い主婦ですが、そういう人の起業っていうのが流行っているみたいですね。
特にお子さんが小さいと働きに出るのも大変ってことで、じゃあ、いっその事起業してしまえってことみたい。
それで起業セミナーなるものが大流行。どこもかしこも大盛況ってことですが、どうも、中にはお金だけ取られて、内容が無いようってところもあるってことで、問題になっているみたいですね。
が、これって昔からありましたよね。一昔前はおやじ起業。っていうんですかね。団塊の世代が大量定年になったけど、まだまだ働けるってことで、この際起業しようかとかいうもの。
その前は青年起業家っていうやつ。ちょうど就職氷河期で、超有名な大学を卒業しても、就職先がないってことで、これまたそれじゃあ、自分で会社を作ろうかっていうもの。
それが、主婦と言っても若いママですが、ママになっただけってことですよね。そういう意味では、誰でも起業できるようになったっていうのはいいことですよね。
ただね。セミナーっていうのも、これまた昔からあって、起業セミナーとかなんとか言って、起業とか会社設立に関してのセミナーなんだけど、中には単に自分の自慢話をしておしまいっていうのもありますからね。
ですから、女性でもおやじでも、おニイさんでも、そう簡単に起業してウハウハになるって言うわけにはいかないってことだけを覚えておけばいいんじゃないですかね。
特に女性は、実は起業というか、小さい会社の運営には向いているって言われているし、大会社じゃなくて、自分と周りの人が幸せになる起業だったら、バンバンやってほしいと思います。
ママ起業は失敗する?
というのも、そういう記事って最終的には、「だから起業しても失敗する」っていうオチなんですよね。
これはもう、ママだろうがオヤジだろうがおニイさんだろうが、失敗するほうが多いんですから、当たり前の話。
中小企業庁かなんかが発表している倒産の件数によると、だいたい設立後1年以内に倒産する企業が半分、5年以内に倒産する企業が8割とか9割とか。
ですから、会社組織にしても倒産するんだから、個人事業主っていうか、いわゆる開業届を出して、一応起業しましたっていう人だと、もっと多いかもしれませんよね。
ってことで、起業は失敗が当たり前っていうのを前提に考えれば、別にそういう記事を読んでも「ふーん」ってカンジじゃないですか。
それに、今でこそ大企業になっている会社も、結構何度も倒産したり、倒産寸前まで言って、最後の最後でっていうところが多いですよね。
まあ、結局起業って言う言葉に踊らされずに、何をやりたいか。それがはっきりしていれば、何度失敗してもいつかは成功すると思うんですけどね。
っていうのも、実は私もドア閉めてボタン押すだけの仕事していましたが、その時に東証マザーズとかジャスダックとか、そういう昔で言うところの店頭公開企業、東証二部の下になるポジションですけど、そいういうところの社長を呼んで話を聞くっていうのをやっていました。
あっ、もちろんドア閉めてボタン押すだけですけどね。300~400社ぐらいの社長の話を聞いたけど、成功している人ってだいたい共通点があるんです。
例えば、女性とかで病気の母親の介護をしていたけど、こんなサービスがあればいいのにと思って調べてみたけど、どこにもない。しょうがないから、自分でやるしかないってことでやっていました。
ら、周りから私んとこもそういうのが必要っていう声がかかって、これまたしょうがないから、自分ひとりでは出来ないってことで、知り合いに頼んでやってもらっていたら、どんどん口コミで広がって、しょうがなく会社組織にしたとか。
基本的に、困っていることを解決しようとしたり、こんなサービスがあったらいいなって思ったけど、どこにもないから、自分でやり始めたって言う人が多いですよね。
そうすると、それによって助かる人、喜ぶ人が増えるから、どんどん成長するみたい。本人は、別に会社組織いしたいとは思ってなかったとか言う人も多いです。
逆に、いかにも若手実業家みたいなカンジで、いい車に乗って、服装も「成功してます!!」みたいな人は、3年ぐらいして倒産したってニュースを聞くことも多かったです。
それが、一人二人じゃないから、おもしろい。結局人が喜んでくれることをやっている人が成功しているみたいですよ。
ですから、よく言われているように、ママ企業はクッキー作ってそれで満足っていうのでいいじゃないですか。そのクッキーを食べたらとっても幸せな気分になる人がいるっていうのが大事だと思うんですけどね。
どうも、最近の風潮として、ママ起業家がちょこちょこ自己満足でやってるのは・・・っていう人もいるけど、結局やってる人が幸せじゃないと、周りも幸せじゃないですからね。
そういう意味では、私も早くせんべい屋を開業して、そのせんべいを食べたらウッシッシになる人が増えてほしいと思っているんですけどね。はいはい、いつもの妄想でした。
ママ起業の支援も
あと、これはママじゃなくてもいいんですけど、ここ3年ぐらいで新規に起業しようっていう人への支援がすごく厚くなりましたよね。
市町村などの自治体による無利子の貸付とか、オフィスも起業後3年間は破格の家賃で貸してくれるとか、とにかく至れりつくせりだから、真面目にせんべい屋を考えている人は、そういう支援の制度も調べてみたらいいと思います。
あっ、もちろんせんべい屋じゃなくて饅頭屋でもいいんですけどね。えっ?それだったらケーキ屋じゃないかって?失礼しました。
そうそう、それでこれまた地方都市だと、Iターンして起業してもらおうっていう施策も結構多くなっているので、それも踏まえて検討してみてはいかがでしょうか。
ズレ蔵の戯言
ということで、起業に関してはねえ。ウンチクだけは語れるんですけど、これまたウンチクラクターですからね。実態が伴いません。
それでも、5年以上倒産せずに続いているっていうのは、ある意味奇跡かも。ちなみに、下関では、そういう時に奇跡化石下関っていいます。では、良い起業を。
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