電話の加入権を確認するには?消滅するとか売りたいときとかは?

生活のヒント

電話の加入権ってありましたよね。今はほとんどの人がひかり電話とかでしょうから、休止にしているんじゃないですかね。あれって、まだ使えるんでしょうか。確認はどうすればいいんでしょうか。知らない間に消滅するっていう話もあるし、権利ってことは売ることもできるのかな?

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電話の加入権を確認するには?

今って、中学生でも携帯電話っていうかスマホですよね。持っているから、電話の加入権っていわれてもねえ。なんじゃそりゃ?ってカンジですよね。

いわゆる、固定電話って言う奴。家の電話とかオフィスの電話ですよね。あれって、正しくは加入電話っていわれているように、電話の加入権っていう権利が必要だったんです。

ですから、昭和30年代だとまだまだ家に電話がある人も少なくて、結構となりの人とかで呼び出しっていうのもありました。

私が小学生の頃も、クラスの連絡簿には、(呼)って書いてある人がいて、それは、家に電話がなくて隣の人のとかに電話して呼び出してもらうってことでした。

その後、だいたいの家庭には電話があるようになりましたが、それでも学生で一人暮らしって言うか、下宿っていうかアパートでもいいけど、そういう人は、中々電話がなかったですねえ。

我々が学生の頃も、電話の加入権って8万円ぐらいしていました。ですから、裕福な家庭の子女だと、ポンと親が出してくれていたんでしょうけど、貧乏学生だとねえ。

だいたい、大学4年生になって就職試験の結果を通知されるっていうときに、急いで付けるっていうのが、我々より一つ上の世代。

我々の世代は、もちろんそんなカンジで、若干早くて大学2年とか3年生で付けて、4年になると留守番電話にするってカンジでしたかね。

まあ30年以上前の話ですからね。今の若い人には明治時代のことですか?とか言われそう。

そんな電話の加入権なんですが、ここ10年来、家の固定電話でもひかり電話にしている人が多いですよね。って私もですが。

ネットで光回線にしたら、「ひかり電話にしませんか」ってことで、そっちの方が便利だしってことで、ほとんどの人がひかり電話にしていると思います。

その時には、その高いお金を払って買った電話の加入権は「休止」ってことにしているはずです。

ですが、10年とかそれぐらい前の話。別に預かり証をもらった訳でもないし、果たして今はどうなっているんだろうか?って気になりますよね。

中には、光回線を辞めて、無線Wifiにしたから、一応固定電話のためにアナログ回線つけておこうかとかという言う時に、どうだっけ?って思いますよね。

これは、NTTの116に電話して「電話の加入権について調べてほしいんですけど」っていうと、調べてくれます。

が、その時に必要なのが、ひかり電話に替える前の電話番号とその時の住所。持家で、ずっと同じところに住んでいたら、すぐにっていいうか、ちょっと書類をひっくり返せば出てくると思います。

が、私の様に引っ越しまくり千代子だとねえ。どこでひかりに変えたっけ?ってことになるから、光回線にした時に書類とかを探してみてください。

そこに「ひかり電話」って書いてあると、もうひかり電話にしたってことですからね。ただ、そこはあいまいでも、住所と電話番号が分かれば探してくれるので、それは確認してから電話してくださいね。

電話の加入権は消滅するの?

ということで、116に電話して調べてもらったら、「加入権はございます」ってことだと、「ああ良かった」ってことですが、実はこの加入権、消滅することもあるんです。

っていうのが、ある意味国策なのか、国の陰謀なのか知らないけど、そもそも休止した場合、5年間しか保管してもらえないんです。

って、そんなこと説明された覚えがないけど。ただ、その後もう5年は延長してくれます。といっても、5年経ちましたよ。延長しますねえ。とかの通知はありません。

で、ここからが変な話で、NTT東日本とNTT西本では対応が違うんです。NTT東日本だと、5年経って、特に通知がなくてももう5年延長してくれます。合計10年は保管してくれるってこと。

なんですが、10年経って特にさらに延長してくれとか、再度使いますって言わないと権利自体が消滅してしまうんです。もちろん、10年になるので、どうしますかとか聞いてはくれません。

が、これがNTT西日本だと、10年経ってもじぇんじぇん大丈夫。いつまでも保管してくれているから、何かのときに又使いたいっていえば、アナログ回線だけど使えるんですよね。

ってことで、NTTと云えども東西で対応が違うっていうのもねえ。困ったものです。ある意味東日本では没収されたってことですからね。

ちなみに、10年以上経って加入権が消滅した場合、再度加入権を買ってもいいけど、今はアナログ回線を使う人が少ないから、加入権を買う必要ないがないっていうアナログ回線もあるんです。

それだと、地域によるけど、固定料金が1ヶ月1800円前後、1700円から1900円ぐらかな。あとは、利用料ってことで市内だと3分10円とか、距離が長いとすぐに料金があがるっていうカンジです。

ですから、例えば、法人作っておいて固定電話がないと怪しいって思われるって言う場合は、その加入権が要らないのにしておけば、1ヶ月1800円でO.K.

通常は携帯なりLINEなりで、通話してくださいって言う訳です。そういう意味では、固定電話の加入権の価値がなくなったってことですかねえ。


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電話の加入権を売りたいと言っても?

そう、加入権の価値はなくなったみたい。以前は加入権を買うのにだいたい8万円ぐらい。権利だから、それを売ることもできました。

もちろん、質屋に入れてお金を借りることも。「電話権利買います」とかいう看板も出ていましたからね。

じゃあ、今その権利を売るとどうなるかってことですが、そもそも新規で加入権を買おうと思っても、8万円もしないんです。3万8千ぐらい。NTTでですよ。

ってことは、売る場合も8万もしませんよね。どれぐらいかっていうと、相場は2000円ぐらい。なんじゃそりゃってカンジ。NTTの株式じゃないんだから、そんなに激安になってもねえ。

ってことで、逆に中古権利を買おうと思えば、3000~4000円で買えるって言う訳です。が、中古権利は、過去に怪しいことに使われて居た場合もあるので、おすすめしません。

権利が要らない固定電話にしておくのがベストだと思います。まあ、LINEとかだと、そもそも通話料も必要ないですからね。22世紀になると、昭和の人間はついていけまへんなあ。


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ズレ蔵の戯言

ということで、今さらながら加入電話って言うのもねえってカンジですが、私の実家はもちろん、ネットをやる人もいないので、未だにアナログ電話です。

流石に黒電話は使わなくなったけど、留守番電話でもないし、一応母も携帯電話をもっていますが、使ったことはないんじゃないかな。

私もSNSはするけど、電話で与太話をしても誰も聞いてくれないので、お飾りになっていますけどね。では、良い加入権を。

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