資産運用の積立って?金とか投資信託とかあるけど?

独立・起業

資産運用っていうと、1000万円とかある人がどうしようっていうイメージですが、毎月1000円でも2000円でも積み立てていくっていうのも、立派な資産運用なんですよね。もちろん、銀行の普通用金なり定期預金でもいいけど、金とか投資信託とかの積立が効果的です。

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資産運用の積立って?

資産運用の基本は、積立ですよね。以前も書いたけど、毎月1000円でも2000円でも積立定期預金とかにしていると、1年経つと意外と溜まっています。

もちろん、1万円ずつぐらいできるといいんですけどね。まあ、無理は禁物ですからね。出来る範囲で、給料から引き落としっていうのが一番いいですね。

で、普通に銀行口座なりに現金を積み立てていくのが初心者は大切。特に財形なんかだと、最低でも5年とかしないと引き出せないから、溜まりますよ。それに税金もお得だしね。

が、前回金の積立いいって書いたから、金とか投信とかやりたいっていうオタンコナスから質問がきました。

まあ、これは金でも投信でも株なんかでもできるんですけどね。毎月1万円なら1万円で買える分だけ買うっていうのも。

いわゆるドルコスト法ってやつで、長期投資の基本ですな。金でも投信でも株でもいいんですけど、1万円で買える分っていっても、金とか投信の値段が変化していますよね。

ですから、金が安ければたくさん買えるし、高くなるとそれほど買えないってことなんですが、これを平均すると、実は最初に買ったときよりも利益が出ているという方法です。

と言っても、金でも投信でも株でも、必ず右肩上がりっていう前提なんですけどね。それは長期でっていうことで。

ですから、半年とか1年で見ると、買ったときよりも安くなっているかもしれないけど、10年20年でみると、高くなっていると、このドルコスト法がとっても有効です。

と言われてもねえ。何が何だか分かりませんよね。ってことで、金と投信について、具体的に考えてみますかね。

資産運用の積立は金から?

では、この4月から金投資を始めます。毎月1万円分の金を買っていきます。っていうのが、金の積立。

でも、金って相場が動きますよね。4月は1グラム=5千円でした。ってことだと、1万円だと2グラム買えますよね。

5月も1グラム=5千円だと、2グラム。ここまでは金の相場変化してないから、金に対して払ったお金は2万円で4グラムってイコールになっていますよね。

ですが、6月になると、1グラム4千円になりました。ってことは、今まで保有していた4グラムの価値は、5月までだったら4グラム=2万円だったけど、6月になると1グラム4千円になってしまったから、4グラムもっていても、1万6千円で4千円も損したってことになります。

が、6月も1万円分購入しますよね。毎月買うのが積立だから。そうすると、今度は1グラム4千円になっているから、5月までだと2グラムしか買えなかったのが、2.5グラム買えました。

7月も1グラム4千円だと2.5グラム買えますよね。そうすると、4月から4ヶ月で、9グラムの金を保有していることになります。

で、今度は8月になって金がまた1グラム5千円に戻りました。ってなると、9グラムあると、4万5千円分の価値になるんですよね。支払ったのは4万円ですよね。

ですから、5千円の利益ってことなんです。そういう風に、金自体の値段が途中でさがっても、その分たくさん買えるから、また値段がもどったり、あがったりすると、利益がたくさん出るっていうのが、このドルコスト平均法っていうやつ。

ですから、1年2年だと、ずっと金の価格が下がっているかもしれないけど、これを10年20年で見ると、きちんと利益が出ますよって言うわけで、長期投資の資産運用の基本なんです。


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資産運用の積立で投信は?

投資信託は、またその仕組は改めて説明するけど、基本は金と同じ。ただし、投信って、だいたい最初の基本価格っていうか、売出し価格は1万円っていうのが多いんですね。

で、1口1万円。これも金と同じで1万円ずつ購入します。1口=1万円時は等価だから問題ないけど、1口=8千円になると、それまでに買った投信の価値はさがりますよね。

例えば3口買っていれば、1万円のままなら3万円分ってことですが、8千円に下がると、2万4千円の価値しかありません。

が、その分今度は1万円で買える口数が増えます。1.25口。ですから、8千円の状態が続くと、投信自体の口数は4万円払っているのに、4口じゃなくて4.5口とか増えていくんですね。

すると、またこれが1万円に戻れば、一気に利益が5千円分出るって言うわけ。ですから、投信っていうのは、一気に100万円分とか買ってはダメなんです。

もし100万円手元にあっても、毎月1万円ずつとか5万円ずつ分けて買うのが正しい資産運用なんですね。

ただし、投資信託は手数料の部分を理解しないと、意外と相対的に見てみると損してたってこともあるんです。特に毎月配分型なんかはね。ってことで、その辺改めて記事にしますね。


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ズレ蔵の戯言

ドルコスト平均法。これって、投資というか資産運用する人だと常識なんですけど、意外と知らない人も居て、それで大きなお金を動かすからびっくり。

もちろん、ドルコスト平均法は万能ではないっていう人もいて、確かにそうなんですが、投信とか金では、ここ15年から20年やっていますが、利益はでていますよ。

ドカーンという風にはいきませんけどね。ですから、ドルコスト平均法はバカにしないで、長い目で見てみてください。では、良い資産運用を。

※副業や資産運用の記事は、こちらにまとめてあります。
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